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琉球大学教育学部の井上講四先生と学成達のゼミ活動の様子を紹介するページです


by deejinatonokinawa
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『学社融合による子どもの居場所づくりを考える集い』
「第5回 おきなわ学習交流塾」 参加・申し込み案内

1.期日 : 平成16年10月30(土)~31(日)

2.場所 : 県立糸満青年の家

3.趣旨 : 今回は『学社融合による子どもの居場所づくりを考える集い』(実行委員会主催)という形で、これまでの年1回行ってきた『沖縄県学習交流実践研究集会』(第14回)も兼ね、「子どもの居場所づくり」という観点から、県内全域より様々な情報を持ち寄って、新事業のあり方や学社融合のシステム・プログラム開発、学力向上などについて研究・協議を行う。また、2日間の日程により、例会以上に、学校教育関係者、社会教育関係者および地域活動団体など、様々な交流の場となるよう期待したい。たくさんの皆様の参加をお待ちしております!!

4.プログラム
 (1日目)
13:00  
 開会セレモニ-
13:30~15:00 
課題提起 
(1)「地域子ども教室」関係
    島袋裕次(伊江村教育委員会社会教育主事)
(2)「学力向上」関係
     比嘉清美(西原町教育委員会社会教育委員)                      (3)「不登校」関係                                                                交渉中                       
全体討議                                            コ-ディネータ-
     真喜志 昇 (宜野湾市立嘉数小学校教諭)                    コ-ディネ-タ-
    交渉中
15:15~17:15  
研究・協議①インタビューダイアロ-グ                          ~今、なぜ子どもの居場所づくりなのか?!~ 

登壇者  
田端一正(県教育委員会生涯学習振興課社会教育主事)                              横山芳春  (那覇市立宇栄原小学校校長)                          比嘉秀侑  (北谷町立北谷小学校校長)                                     森田弘美  (県生涯学習審議会等委員)     
     コメンテ-タ-
        井上講四  (琉球大学教育学部教授)
    インタビュ-ア-
       稲垣純一(那覇市生涯学習推進協議会委員)      
17:15~
特別講義  
    「子どもの居場所づくりと学社融合」                                    講師:井上講四  (琉球大学教育学部教授)             

18:00~
  交流会                                            
(2日目)
9:00~
研究・協議②-部会協議-                                  (1)「地域子ども教室」部会                                         コーディネーター:黒木義成 (那覇市立天妃小学校教頭)                     (2)「学力向上・不登校」部会                                       コーディネーター新垣英司(宜野湾市立嘉数小学校教頭)

10:45  
   研究・協議③-全体討議-
11:45
      閉会セレモニー
12:00
      終了

5.参加費:500円(但し、資料代として)※食費・宿泊費等は別途徴収となります
                
6.主催・連絡先 : 琉球大学教育学部 地域教育経営(井上講四)研究室
〒903-0213西原町千原1
TEL・FAX 098-895-8430 (井上研究室)
e-mail inoken@edu.u-ryukyu.ac.jp
☆出欠の有無を22日(金)までに、上記の連絡先にご一報頂ければ幸いです   

7.協力 : 県立糸満青年の家 TEL 098-994-6342・FAX 098-995-0684

===============================================

氏名               所属
連絡先 〒
      TEL              
      FAX            
      E-mail

1.交流塾  参加 ・ 不参加

2.交流会  参加 ・ 不参加

3.宿泊   宿泊する ・ 宿泊しない    

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# by deejinatonokinawa | 2004-10-14 01:28 | 別刊 南風の国から

南風の国から 第3号

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             南風(ふぇーぬ)の国から    -第3号-
                               2001年3月    
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
内容
1、巻頭言
2、Messaeg from ~ to
3、イノ研だより
4、ゼミ生作品集
5、ニライカナイだより
6、編集後記
# by deejinatonokinawa | 2004-08-04 20:07 | 南風の国から 第3号

巻頭言

<巻頭言>内なる原点への回帰と新たなる胎動に向けて
 
 みなさん、その後お元気でしょうか。先日、卒業生を送り出し、そしてまた、沖縄市の「生涯学習推進大綱」つくりを終え、今やっと一息というところです。とにかく、今年度も忙しい一年でした。年度末ぎりぎりとなりましたが、「南風の国から」(第3号)お届けします。現在の発信能力と諸般の事情から、この時期、このような内容となりました。
 
 さて、早いもので、沖縄での11年目がまもなく終わります。改めて、この間いろんな人と出会い、そしてまた試みもしてきました。様変わりもしましたが、この通信もその一つです。ただ現在は、反省というか、これで良かったのだろうかという思いの方が強いように思われます。11年という年月がそうさせているのでしょうが、一方で、私の内なる原点であった、学生との関係に少しずつ変化がみられるようになってきたことが、その大きな要因であるかもしれません。
 
 私が意図してきたものは、現場の教師、行政職員、民間・地域活動家のみなさんの、生き生きとした活動あるいは仕事ぶり、みなさんが生み出す創造的なエネルギー、それらが学生たちにとってのモデルとなったり、生き方への共感・刺激となったりするということへの期待と、そのための出会いの場や接点づくりでした。授業等でも、いろいろと工夫もしてきました。 
 そのことが、教員やその他の教育人材の養成の新しい方向性ではないか、と考えてきたからです。ひいてはそれがまた、時間はかかりますが、「生涯学習体系への移行」を実現するための大きな原動力となると思ってきたからです。

 「生涯学習のまちづくり」にしろ、「開かれた学校」にしろ、「学習交流」にしろ、そうした一人ひとりの人間関係とそれが生み出すネットワークの広がりが、最も大切な部分であると思います。しかしながら、私の足場は、特定の自治体にも、特定の地域集団にもありません。大学で、教育関係人材の養成を行うということだけなのです。誰が、何のために、力を貸してくれるのでしょうか。その人たちに有効な情報やノウハウ、あるいは実践事例もほとんど持たず、ただ理論や解釈を伝えても、やはりそれだけではどうにもならないのです。そこから何を生み出すのか、忘れかけていた原点とは、実はそういうことだったのです。私は、そういう意味では、ネットワーカーそのものだったのです。

 こうした反省と再スタートの意味を込め、次年度から「浜比嘉学習交流塾(仮称)」をスタートさせようと考えています。これは、浜比嘉島のホテルの協力を得て、月一回、ゲストを招聘して、みなさん方と学生たちとの交流の場を、改めてつくっていこうとするものです。年に一度の交流集会も、この延長上で踏襲・発展させればとも考えています。これが新たに、学生たちの成長の場となれば幸いです。夢は、浜比嘉島を「学習交流の島」にとも考えていますが、どうなりますか。
 
 とにかく、ゼミの合宿、夏の地域文化交流実習等、様々なプログラム、可能性を探っていきたいと思っています。ホテルや地域の人との交流・協力、新しい地域づくり、新たなる胎動に向けて頑張っていきたいと思いますので、みなさんも是非協力、参加してみて下さい!         (井上)
# by deejinatonokinawa | 2004-08-04 20:07 | 南風の国から 第3号

Message From~To…

Message From~To…
 
 第2号の発行から随分時間が過ぎてしまいましたが、その間、今回も県内外から様々な便りが届きました。一部ではありますが、紹介したいと思います。これからの「ネットワーカー」あるいは「生涯学習のまちづくり」の在り方、さらには地域社会の方向性、子どもたちの危機への対応等、お互いが新たな模索を続けているのではないでしょうか。今後とも、意見交換、情報提供その他、よろしくお願い致します。

・沖縄県K.Mさんからのお便り
 お元気ですか。「南風の国から第2号」届きました。それぞれの思いを読み、研究集会の存在について考えさせられました。いろいろ反省はあるものの、やはり終わらせてはならないと思います。
<その終わらせてはならない理由を、今後改めて追い求めていきましょう!>

・兵庫県S.Kさんからのお便り
 「南風の国から」第2号有難うございました。ネットワーカーの熱い想いを感じます。ネットワーカーにとって必要なこと、つまりネットの本質的な議論を、再度展開していただければと思います。
<まったくその通りかと思います。要は、誰のためのネットかということですね!>

・兵庫県G.Kさんからのお便り
 学社連携(融合とは言いません)を考えるとき、障害者教育は、彼等を取り巻く社会状況(各種団体)のことも十分研究して頂きたいと思います。
<このあたりが、まだまだ弱いところかもしれませんね!>

・島根県F.Tさんからのお便り
 いつも資料を送付頂き、有難うございます。私の方は、独法化に伴う検討事項や、地域社会の審議会などで、月月~金金の近況です。世?の皆、「ただ見れば何の苦もなき水鳥の足にひまなき我が思いかな」の生活なのでしょうね。
<独法化は、まさに眼前の課題ですね。大学も、もっと必死にならなければ…>



皆様からのご意見、ご感想をお待ちしてます!
# by deejinatonokinawa | 2004-08-04 20:07 | 南風の国から 第3号

イノ研だより

イノ研だより

3月は別れの季節…。井上研究室では今年もまた、3人の卒業生・修了生が新たな道に向かって、この研究室を巣立って行きました。新年度に向けて、何かと忙しい年度末ですが、ゼミ生それぞれの「思い」を語ってもらいました。

「井上研究室で学んだこと」
 「縁は異なもの味なもの」と言われるように、院生2年間でいろいろな出会いがあった。まず、研究室の後輩の皆さん、琉大の先生方、行政の方々、学会での学識経験者など、数えれば切りが無い。大学院で研究する機会が持てたのも、井上先生との出会いがあったからである。井上研は、煙に巻かれながらも家庭的な雰囲気があり、触れ合いを通して人としての生き方、在り方を学べる場所だった。ここでは、人を知ることの大切さ、和を大事にする心など、生きる上で大切なことを学んだ気がする。今後とも、井上研究室と連携を取りながら、成長していきたいものである。
修了生 當銘 学

(とにかく、無事卒業しました。心のどこかで覚えておいて下さい!)
                               卒業生 知名由喜子

『4年間の大学生活を終えてみると、本当に「あっ」という間の4年間でした。講義はもちろんのこと、その他合宿等でも様々なことを学んだ(?)と思うのですが、それ以上に、様々な場面で活躍する人々と出会うことのできる機会を、数多く得られたことが、はっきりとした形で表すことはできないのですが、私にとってもっとも身になったこと、良い経験になったと思います。これからは、大学在学中に得た、様々な知識、経験を活かして、更なる知識、経験にしていきたいと考えています。井上先生、研究室生の皆さん色々とお世話になりました。有難うございました。これからも頑張ります。』                      卒業生  比嘉秀一

「1年間を振り返って」
 大学院に入院(?)してから、あっという間に1年間が過ぎてしまいました。学部学生の頃とは違い、井上先生にまかされる仕事の内容も、より複雑で、求められるレベルも高く、自分自身の勉強と並行させていくには、なかなか大変な時期もありました。悪戦苦闘しながら何とか自分なりにやってきましたが、まだまだ先生に迷惑をかけていたと思います。
 先生によく言われていたことですが、「自分はこれだけ頑張ってやりました(やっています)」と言うのは誰にでもできます。でもそれだけでは、仕事の内容として、やった結果として、十分なものができているかと言えば、そうでもありません。自分がどうなのかではなく、仕事全体を見てどうなのかということを考えなければいけないことを、何度も、強く実感させられました。
 4月から長かった学生生活も最後の1年となります。これまで学んだことがすべて出せるように、また、自分なりにちゃんとしたけじめをつけられるように、過ごしていきたいと考えています。          M1 井出 孝太郎

「卒業生に送る言葉」
 先輩方、卒業おめでとうございます。そして、大変お世話になりました。ゼミの授業では、たくさんの意見やアドバイス、とても勉強になりました。先輩方の、修論や卒論を頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと、やる気が湧いてきました。また、私の卒論のテーマの相談にのってくれたり、「テーマは考えたか」などと気にかけてくれて嬉しかったです。
 私は、4年次になってしまいます。これからは、卒論に向けてしっかりと取り組み、先輩方に負けないように頑張りたいと思います。          3年次 安富 真利江

 當銘さん、秀一、ゆきちゃん、卒業おめでとうございます。人との出会いは、本当に不思議な縁だと思います。これからもたくさんの人と出会っていく中で、うまくいかなくて悩んだり、自分の生き方に影響を受けて成長することができたりと、たくさんのことを学んでいくことだと思います。その時は苦しくても、より一層素晴らしい人間になるための、乗り越えるべき壁だと思ってがんばってください。私自身、今大きな壁を前にどうしてよいかわからず、つらいのですが、来年卒業する時に笑顔でいられるように、たくさん悩んで、大きな壁を乗り越えていきたいと思っています。卒業生のみなさんに大きな幸あれ!       3年次 山入端 貴子
# by deejinatonokinawa | 2004-08-04 20:07 | 南風の国から 第3号